六本木の墓


○ 2004.04 六本木3丁目(東京都港区)



死の翳に差された家の者の眼には、朝はこうも眩しいものなのか、と立ちすくんでいた。」 (古井由吉「聖耳」)

曖昧ではあるけれど、ここらあたりが境目かしら ---だいたい美しいものはその辺にあるものだ。」 (久世光彦「蝶とヒットラー」)

世界中の初恋が全部実ればいいのになぁ。」 (SAGISAWA「夏の葬列」2005-11-08より)