「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」なんかじゃなくって、いつまでも「ハイスクールはダンステリア」って言い続ければ、私たちは「昭和」を生き続けられるのです。

昭和六十三年、すなわち村西とおるがダイヤモンド映像を、前田日明がUWFを立ち上げ、エレカシがデビューをし、なにより阪急ブレーブスが消滅してしまう、そんな年の夏、ブルーザー・ブロディが死んでしまったり、大分県津久見高校がベスト8で敗れたりもした、そんな特別な夏に聴きこんだパーソンズの「be happy」について書こうと想ったのであるが、頓挫する。かわりにヨソ様の書いた、音楽にまつわるエントリで、好きなものを以下に羅列する。

あの頃は確かに、どうしようもなさの中にいて、好きなバンドはと聞かれれば、迷うことなく「Radiohead」と答えていた。

   Radiohead があった - イチニクス遊覧日記

8年前の今日、ハイロウズの「Relaxin'」が出たのであった。なかでも「青春」は、何度聴いたかわからない。当時はすごく好きなひとがいて、歌詞の通りに「時間が本当にもう本当に/止まればいいのにな」と思ったのだった。だから発売日まで覚えている。

   6月9日 - hatooons on WEB

高学歴上層階級子女キャメロンは、この歌詞を文学的比喩として受け取っただろう。しかし、下層民にとっては、これは比喩ではなくリアルな現実の吐露だ。

   雪と学生闘争。そしてジョニー・マー -THE BRADY BLOG

オヤジにも感謝!! ってことで僕のキヨシローへの弔いはお終い。

   パパの歌 Cloud Nine

ノブちゃん、今何処で何してるんだか知らないけど、ノブちゃんも私と同じ日の事を思い出しているんだろうね。

    あの娘のレター - いかすみ万年筆

要するに私は33歳子持ちで二度とその時代に戻れないということと、そして私はそういう気持ちを昇華して仕事や子育てをしなくちゃ行けないこと、この2点をチャットモンチーを聞くたびに思い知らされる、という事を放流したのです。

    チャットモンチーからにじみ出る四大軽音楽部女子感について −わかっていない

過ぎた月日を思えば今また聴ける喜びって半端なくてもうさ、
愛だし花だし月だし星だし、ほんっと、すき。って感じでさ、
雨と寒さに負けそうだったけど行ってよかった。
ダサくて優しくてどうしようもなく男の子で。
赤羽の中学生に戻ったような一日だった。

    エビバデー - hatooons on WEB

俺は中学生のころから、シド・ヴィシャスの「マイ・ウェイ」がいいと思っていた。投げやりでくそったれで、どんなみじめな自分の死にも似合うと思っていたから。いや、今でも思っている

    音楽雑感―僕の死にたい曲― −○外○内日記