逗子の山中にて「天国への階段」をくちづさみながら、志村先生に書いてもらえない女生徒のことを想う。

○ 2010.05 名越路(神奈川県逗子市)

「青い花」読了。缶コーヒーを呑む他に楽しみがなくなった。仕方なしに江ノ電を沿ってひとり歩く。

○ 2010.05 虚空蔵堂(神奈川県鎌倉市)

フセイン・チャラヤン / 東京都現代美術館

○2010.05 東京都現代美術館(東京都江東区)

撮影およびフィルムについての、雑記

client:サッポロ product:黒ラベル agency:博報堂 production:サッソフィルムズ director:真田敦 cameraman:佐々木原保志 2002年頃、フジかコダックの広報誌に佐々木原さんのインタビューが載っていて、それで読んだのであるが… この撮影は京成の上野−成田…

小仏・裏高尾

○2010.04 小仏・裏高尾(東京都八王子市)

三島の鰻

早く葉桜になればいい。

○2010.04 井の頭公園(東京都三鷹市) 花見の輪の脇をすたすたとゆき、公園を抜ける。ほらほら、ここ。文人の遺体の見つかった場所の前で、女はふり返る。はあ、ここなんだ。なんでもない場所、どうということのない場所の前で。撮ってあげよっかと右手を差…

元荒川

○2010.04 元荒川(埼玉県行田市) 埼玉の地にてカメラを取りだしたところで、トンボロ君のような写真が撮れるわけではなかった。

「結局、オレが撮ると結婚式でもみんな葬式になっちゃうんだよ(笑)。」

○ 2010.03 旧竜土町(東京都港区)

白丸駅−沢井駅 (「アメリカン マヨネーズ ストーリーズ」)

○2010.03 奥多摩町(東京都)

安コーヒー屋で三十半ばの男が「青い花」1巻を読んでいたって、気持ち悪いなんて想わないで欲しい。

「気持ち悪いなんて思わないで」と万城目さんは言うけれども、私だってそういいたい。安コーヒー屋で三十半ばの男が「青い花」1巻を読んでいたって、気持ち悪いなんて想わないで欲しい。…… いや、それは無理だろう。日曜日の午後、本来は平和島競艇にいるべ…

他人の煙草、他人の人生

高校生の頃、『エンゼル・ハート』(アラン・パーカー監督)のミッキ・ロークに感化され、しかめっ面でキャメルを咥えて煙をくゆらせたり、人差し指と親指でピンと投げ捨てたりしながら、おっかなびっくり背伸びをしていた。 IMITATION GOLD「煙草というのは…

死ぬまで花嫁のままでいることができたら、どんなによいことだろう。

*1 ひとはだれでも、実際に起こらなかったことを思い出にすることも、できるものなのです。 (赤糸で縫いとじられた物語) *1:大久保(東京都新宿区)

潮見あずにゃん・東雲あずにゃん

○ 2010.02 東雲(東京都江東区)

遠い日のような、今日。 (サントリー)

*1 目を閉じても、見える人。 (伊勢丹) *2 恋人は、しょせん素人です。 (ヘルス東京) *3 好きなふたりは、行ったり来たり。 (JR九州) *4 値札を20で割ってごらん。ほら、買える。 (ココ山岡) *5 七十歳、オカモトを使う。 (オカモト) *6 遠い…

葛西臨海公園

○2010.02 葛西臨海公園(東京都葛飾区)

けいおん!

テレビアニメというとキャプテンとあしたのジョーとおそ松くんくらいしか見たことのない私が、けいおん!を見る。たいへんなことである。なにしろ、好きなアニメキャラは?などと問われようものならば、金竜飛と答える以外に術がないようなニンゲンなのであ…

大久保/代々木/西新宿

○2010.01 大久保(東京都新宿区)

和光・戸田

○2010.01 荒川(埼玉県)

1984.08.20

出不精の子供であった。夏休みは「アフタヌーンショー」を見るための日々であった。そんな子供であった。失踪した家族に呼びかける特集、スタジオに殺人現場のセットを組んでの検証etc、稲川淳二の生き人形の語りもこれでみたと記憶する。来る日も来る日もス…

富海

○ 2010.01 富海(山口県防府市)

江の浦

○2009.12 江の浦(山口県下松市)

飯田橋−水道橋

○2009.12 飯田橋(東京都千代田区)

カップ麺の商品撮り(ムービーの場合)

袋麺は「調理例」というキャプションで逃げれるけど、カップ麺ではその技が使えないので美味しそうに写真を撮るのが難しいらしい。特に、カップヌードルの写真。日清は、ほとんどカップ(パッケージ)の写真しか広告に使ってない。 kodawari on twitter 一度…

○2009.12 百人町(東京都新宿区)

大久保・百人町

○2009.12 大久保(東京都新宿区) 私の感覚が鈍ったのか、百人町には往時の淫猥さが潜んだ雰囲気はない。松浦寿輝「花腐し」の世界も、もうない。

三橋歌織 「(細かい状況は)分からない。ただ一つびっくりしたのは、朝、すごく天気がよかったこと」 「彼が生きているときは、天気が良くても暗く見えていた」 「母が『明けない朝はない』と言っていて、『そんなの絶対、嘘』って思っていたけど」 「彼(…

高円寺 / 広尾

○2006.05〜2009.05 高円寺(東京都杉並区) 左から僧侶・ブロディ・伊東豊雄 ○2006.03 広尾(東京都港区) 左は明治通り沿い。旧オウム本部の近く。右は羽澤ガーデン裏口。

1997.06.01

あの日を想い出すに、脳裡に浮かぶ情景のひとつとして、鷺宮駅にて急行の通過待ちをする間の、車窓から入るやわらかな光を受けた女の表情がある。あの日、私は女と西武新宿線に乗っていた。その女はどんな恰好をしていたか、まったく憶えてはいない。しかし…

端尺2

○ 2009.05 阿佐ヶ谷(東京都杉並区) 「幸福ではなかったが、不幸だとも思わなかった。そんなものだと思っていた。」 (久世光彦「有栖川の朝」)